2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春分の日に。

■2007/03/21 (水) 夜中に突然厚労省が十代の患者へのタミフル投与禁止を発表した。高い所から突発的に飛び降りるという、奇妙な行動と薬との関連は実証できていない。日本独特の症状であるのも薬害を断定しにくくしている。マスコミは曖昧さを残した発表に批…

やっと報道が動く?

■2007/03/20 (火) ↓のニュース。大手の報道ではっきりと書かれたのは初めてかもしれない。勤務医不足深刻、5年で430病院が救急指定返上 3月20日3時13分配信 読売新聞 全国の「救急告示医療施設」(救急病院)の総数が過去5年間で「医師不足」などを理由…

医者の採用事情。

2007/03/19 (月) 他の職種については知らないが、医者の採用については本当に口コミ、縁故が多い。医局派遣であれば、向こうは医局を信頼して、いったいどんな奴が来るのか、勤務の日まで知らないまま。こちらも勤務条件(休みや給与など)は知らないままで…

F1開幕。

■2007/03/18 (日) 上位チームで大シャッフルがあったために、まだ頭が混乱している。アロンソがルノーからマクラーレンへ、ライコネンがマクラーレンからフェラーリ、そしてそれぞれのセカンドドライバーはチームに残留・・・これだけでもがたつきはじめた頭…

外務省フォーラム。

■2007/03/17 (土) 早朝回診(患者さんを強制的に起こして)を手早くすませ、外務省フォーラムに参加した。JRで京都へ。たまには列車に揺られる旅もいいものだ。JR職員が非常に丁寧になっているのは民営化で良くなった点か。会場の京都国際会議場は老若男女で…

司法では就職難?

■2007/03/16 (金) 医療界が想定以上の責任を取らされそうな今の時代、間違った対応をしても責任を足らなくてもいい司法職がよいのではないかと考えたくなる。もちろん司法試験の壁はエベレストよりも高いが、それは別問題として・・。敗訴してもお金の取れる…

過労死した小児科医先生に哀悼の意を表します。

■2007/03/15 (木) 以前に日記でも書いたが、小児科医の過労死認定の判決がでた。遺族の方は、勝った、と表現されていたが、勝ち負けを超える意義のある判決だと思う。 遺族にとって世間の風は暖かではなかっただろう。批判もあったろう。ある掲示板では夫の…

いつもの朝令暮改。

■2007/03/14 (水) リハビリ日数制限は悪法だったので変わるのはよいことだが、相変わらずの朝令暮改にあきれる。作った制度の間違いに気づいたのなら、作成者の顔をださなくともいいので、せめて厚生省の見解として「間違っていた」と言って欲しい。お役人の…

冷静沈着な判断と行動。

■2007/03/13 (火) 危機に瀕すると、人の本当の能力がわかる。前輪が出なかった飛行機事故に遭遇した機長の行動は、真に賞賛に値すると思う。いくら飛行練習を積んでいても、実際にシュミレーション通りに行動できるとは限らない。 またアクシデントを隠すの…

春の装い。

■2007/03/12 (月) 雑誌に春物が登場してきている。やはり明るいカラーの衣装には心が時めく。某女性雑誌で私にも手の届くお値段で、素敵なワンピースを見つけた。1点は地元にもショップがあるが、もう一点のショップは東京にあるだけだ。前者のショップには…

転機?

■2007/03/11 (日) 医局人事が固まった。若い頃は、2月のある日、医局長から突然次の勤務先を指定され、あわてて荷造りしたものだ。拒否する権利は一切なかった。博士号を取った後は、人事選考の途中で、打診があった。「このままでよいか」とか、「こういう…

どうなっているのだろう?

■2007/03/10 (土) 国立循環器センターの続報。ICU担当医師が一挙に辞職、彼らの仕事は手術を行った外科医に任せると発表されたが、その中堅外科医が2人辞めるらしい。ヘッドハンティングという噂もあるが、いずれにしても後始末をしてくれるチームが消え…

ファジルサイに驚嘆、経鼻胃内視鏡に困惑。

■2007/03/09(金) 凄い演奏を聞いた。モーツァルトのトルコ行進曲だが、ファジルサイさんの手にかかると原曲のイメージはありながら、全く別の現代風の楽曲に変貌していた。トルコの奇才といわれているそうだが、本当に凄い。大胆で繊細。ピアノであって、…

長期休暇が取れるのは。

■2007/03/08 (木) 某人気サイトの先生が新婚旅行にお出かけされている。勤務医には大型連休は無縁だが、数少ない例外の一つが新婚旅行だ。大昔に消費してしまい、新たな予定もない(当たり前ですね)私は、たまの学会出張がささやかな楽しみだ。中でも近年、…

ネガティブにとらえてしまう。

■2007/03/07 (水) NKHクローズアップ現代で、生活保護の問題を取り上げていた。耳に入ったのは、特にホームレスの生活保護者を強制的に入院させ、必要のない検査を山ほど施行を繰り返している病院のこと。 生活保護者はとりっぱぐれがないので、財政的に…

タミフル激減。

■2007/03/05 (月) 遅いインフルエンザの流行が始まっている。それでも今年は格段に少ないので、きっと経営陣は頭をかかえているだろう。普段の赤字を取り戻す時期なのに、患者の数が伸びていないあからだ。患者が多かろうが少なかろうが、給与に関係ない立場…

酷殉・・・なるほど。

■2007/03/02 (金) しばらく日記を書けなかった。書きたいことはいっぱいあったのに。書けなかった理由は最後に記す。(現在3月7日、遡って書いている)一般にはほとんど話題に上っていない、国立循環器センターの件。この病院でのシステム上の問題も絡んで…

遂に始まりました?

■2007/03/01 (木) 悪魔のささやきで5人を死傷させて無罪。信じられないような法体系には憤りすら感じる。いったいこの国の司法はどうなっているのかと嘆いていたら・・・今日のヤフーニュースのトップに驚いた。「ICU医師全員退職へ 国循センター 執刀と…