2005-01-01から1年間の記事一覧

Please Help Me!

■2005/11/08 (火) この数週間ずっと満床状態だ。のんびりムードは短い間だけで、急に寒さが増してから一気に患者数が増えている。今月の朝礼で、昨月までの外来診療の伸びが悪いと報告されていたが、今月は右肩上がりは間違いないと思う。(朝礼での外来患者…

運命。

■2005/11/06 (日) 本田美奈子さんが亡くなったそうだ。先日元気ですというメッセージを聞いたばかりなのに。 白血病は昔に比べて格段に治療が進歩し、不治の病ではなくなりつつあるが、一部の病型では空しくなるほど効果がない。担当する医師の技量や施設の…

肺炎のシーズン。

■2005/10/30 (日) 突然入院患者が増えた。次々と肺炎患者がやってくるのだ。先週あたりから急に涼しくなったせいか、一気に肺炎のシーズンに突入したみたいだ。まだ10月だというのに・・・今年は肺炎が例年以上に多いのかもしれない。テレビ特番で日本の名医…

女性の時代?

■2005/10/25 (火) 社会の多くの分野で女性の進出が目立っている。医学部でも以前は1割に満たなかった女子であるが、平均30%くらいの割合になり、某大学では80%が女性というところがあるらしい。中学校の子供の文化祭に行ってきたのだが、ここでも女性パワ…

ダビンチコード+衝撃のジュニア小説。

■2005/10/23 (日) 図書館から1年待ちでようやく借りた「ダビンチコード」を読了した。アカデミックなノンフィクションの分野の本かと思っていたら、ミステリー物だった。ミステリーの方が読みやすいのでありがたい誤算だった。内容は省略するが、まずまず面…

朝から・・・。

出勤準備をしながらTBSを見ていたら、医療費の問題が提起されていた。司会のみのさんもが、自民党のメディア戦略で名を上げた世耕議員に、何故医師の報酬がどんどん上がっているのか?医師会からの献金の見返りかとつっこんでいた。あのーーー、大きな間違い…

機能評価はあてにならない?

■2005/10/16 (日) 勤務先の病院機能評価は条件付容認だったようだ。条件もカルテ保管の件だけだったのできっと認定されることだろう。でも、実状は形式だけ、認定前の時期だけ行っていて、今は機能していないことが多い。機能評価も結局お役所仕事での評価に…

007。

■2005/10/15 (土) 歴代の007の中でも、ピアース・ブロスナンは断トツ一番ボンド役に合っていたと思う。一時期私もブロスナンにはまってしまったものだ。今でも彼が私の中の俳優ナンバーワンである。パンフレットはいうまでもなく、ポスターやはがきは引き…

素敵な女性たち。

■2005/10/13 (木) 外国人記者クラブに自民党の女性衆議院議員を代表する3人が登場。猪口さん、片山さん、佐藤さんだ。ネイティブな発音、スムーズな会話で「かっこいい」と脱帽。すごい女性たちだ。佐藤さんは原稿も不要で、立て板に水。賢くて、美人で、ス…

ダビンチコード。その他。

■2005/10/12 (水) 市立図書館で一年前に予約したダビンチコードを、ようやく借りることができた。書評を読むのを避けてきたので、どのような内容かさっぱりわかっていないが、読み出しは好感触。NHKのクローズアップ現代で、某公立病院の建て直しが報道さ…

どうなる日本の医療情勢。

http://community.m3.com/doctor/showNewsArticleSummary.do?boardId=3&topicListBoardId=3&pageFrom=/doctor/showNewsArticleDetail あきれるニュースが多すぎてM3COMを読むのがつらい。最近のニュースより。 1) 福井赤十字病院(福井市)で8月、入院中の…

体育の日。

■2005/10/10 (月) 9日は土砂降りの雨だったのに、今日は爽やかな秋晴れ。体育の日は本当に晴れの確立が高い。町内の運動会もあるようだが、参加者が少なくなり、こういったローカルな催し物の運営も難しくなってきているようだ。今の時代に貴重な休日を住民…

F1GP。

■2005/10/09 (日) いつのまにかアロンソファンになっていたのでF1への興味が復活した。鈴鹿でF1第18戦、日本GPが行われた。生中継だったので、これまでのようにレースを見る前に不本意な形(ネットのニュースや夕方のフジテレビのニュースなど)で結果を先に…

ようやく・・・。

■2005/10/07 (金) ようやく、テレビのワイドショーでアガリスクなどを利用した悪質詐欺事件が明るみになった。医療関係者はずっとずっと前からいぶかしく思っていただろうが、こうしてテレビで話題に取り上げられないと世間的には広まらない。 、わらをもす…

今日は何の日?

■2005/09/19 (月) ハッピーマンディーとかいう妙な目論見のため,いくつかの祭日がその年の曜日によって決められるようになった.何月何日は何の日と覚えていたはずなのに,9月19日が休みなのは知っていたが,何の祭日かがわからなかった.敬老の日だったと…

苦悩する拉致被害者家族たち。

大きな声では言えないが、実は私は今暇です。こんなに入院患者が少なく、なおかつ皆が指示もいらない安定した状態というのは、医者になって始めてのことかもしれない。この機会を逃すことはもったいないので、先週遠出したばかりで、参加をためらっていた週…

心に刻もう,9.11選挙

今日は当直。出勤前に投票を済ませたが,7時という早い時刻だったのに,人が多くて驚いた。確実に投票率は上がるだろう.夕方まで救急車も患者も絶えなかったが,選挙特番が始まる前からピタリと暇になってしまった。おかげで特番をじっくりと楽しめたが,い…

ハードな1日。

日帰りで東京へ。某メーカーの研究会を利用させてもらい、朝一番の飛行機で出発し、最終で帰ってきた。 目的は4つ。 1)銀座のシャネルで、もらい物だが新品のシャネルツイードJKのお直しを依頼。初めてシャネル銀座に行ったが、開店したばかりだったので、…

選挙の魅力。

ずっと昔に選挙の応援演説をしたことがある。医者になったばかりの生意気な頃のことだ。出身地の、親が懇意にしていた市会議員が危ないというので、私のような雑魚にもお呼びがかかったのだった。何を話したか、全く覚えていないが、選挙運動というのは得体…

移植。

生後5カ月で腸閉塞(へいそく)を起こして小腸と大腸を摘出し、肝臓など周囲の臓器機能も低下。昨年12月、生後10カ月で小腸、大腸、肝臓、胃、膵臓(すいぞう)、脾臓(ひぞう)の同時移植手術を受け、元気に帰国。 ↑ もともと臓器移植には違和感を持ってい…

夏枯れなし、嬉しいような悲しいような。

夏のこの時期、入院患者は減るのが普通だ。夫の総合病院も内科以外はガラガラらしい。でも私の勤務先(中小病院)は相変わらずほぼ満床。ベッドのやり繰りに頭が痛い。 治癒したのに帰りたくない患者を説得し、 すぐにも入院したい患者にはもう少し待つか、 …

ブームは作られる。

定期的にメディアはブームを作ろうとしているように思う。 ヨンさんブーム(よんさまという言い方は大嫌いなので)に代表される韓流ブームも、仕掛けられたブームだったと思う。日本テレビとフジテレビが次回の番組改編から韓国ドラマの中止を決定。放送すべ…

長月。&期日前投票。

早いものでもう9月になってしまった。9月を和名でなんというのか度忘れ。ネットでたちどころに長月と判明した。ネット社会は便利だ。辞書を取りに行く前に答えが得られる。 朝晩は結構涼しく、暑いとは言っても、日中あのギラギラと照りつける日差しは少なく…

昔の小泉インタビュー。

小泉さんって昔からぶれのない政治家だったようだ。あの城山三郎氏に折り紙をつけられたことは初めて知った。 ↓ http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/1998/9801/interview.html ↑は厚生大臣だったときのインタビューだけど、小泉さんを起用したのが橋…

終戦のローレライ

終戦のローレライ 1 (アフタヌーンKC)作者: 福井晴敏,虎哉孝征,長崎尚志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/07/22メディア: コミック クリック: 8回この商品を含むブログ (16件) を見る2000ページの超大作、終戦のローレライをようやく読み終えた。読み始…

オークション。

家が狭いので収納にはいつも悩む。特に洋服が増えてしまった。昔は看護婦さんにあげたこともあったけど、このところ看護婦さんと表面的なお付き合いしかしなくなったため、あげるほど親しくなれないので処分に困ってしまう。(それなりに高額な商品で比較的…

リッチな人たち。&理不尽な裁定だけは勘弁を。

超がつくほどの生活ぶりを見せてくれる世界バリバリバリューのゲスト達。あまりにハイソなので、羨ましさはあってもねたましいとか嫉妬はない。自分と別世界の人の暮らしには野次馬的な興味がある。昨日は五万円の海鮮丼を食べる女医さんが登場。(http://mb…

メールありがとうございます。

mamikoさん、香港系チャイニーズのご友人のお話、ありがとうございます。やはりあのサイトの件はあながちデマでもないようなのですね。 例えは少々ずれますが、君子危うきに近寄らずの諺にあるように、疑わしいものは口にしないことですね。自分で自分自身や…

嬉しくない記念日。

そろそろ誕生日が嬉しくない年になってしまった。若い頃には予想できなかったが、気持ちはいつまでも20代のままなのに、外見はどんどん老いていく。このギャップにどう蹴りをつけるかが問題だ。いつまでもフリルのついた服やパステルカラーは好きだけど、実…

死亡時処置の反省?そして中国の真の姿は?

病院機能評価のバージョンが上がったことで、以前に取得済みの施設も苦労しているようだ。夫の病院は数年前に取得、更新の時期を迎えている。なんでも死亡時の処置が正しかったかどうかという委員会も必要らしい。委員会で検討すべきことだろうか?医療従事…